Project Story

ダイバーシティ企業への挑戦②

2018年07月

FiveBoxes × アライ

私たちの会社は、元々、個性を重んじる風土があり、タトゥーが入っている介護職員もいれば、金髪の塾講師もいました。我々にとってLGBTは普通の存在であり、特に支援の対象とは考えていませんでした。

現在でもその考えは変わらず、採用に関してLGBTを積極的に採用するという方針は特にありません。誤解のないように言えば「左利きの応募者」と同じくらい良くも悪くも特別扱いをしないということです。
とはいえ、多くの企業ではLGBTに対する理解度が低く、普通であることをアピールしなければならない現状もあります。

そこで2017年6月に「WORKING RAINBOW EXPO」に企業として参加しました。
私たちにとってLGBTは特別な存在ではないという想いを具現化するために始めたことがLGBT向けの商材をつくることでした。

残念ながら一部の福祉関係者から「LGBTを金儲けの対象にしている」とご批判もありましたが、私たちにとって「LGBT」は「左利き」と同じように単なる個人の特性であり、普通の消費者でしかありません。

そこで考えたものがオーダースーツでした。既製服店では150cm未満のメンズスーツや170cm超えのレディーススーツはなかなか見つかりません。

オーダースーツであれば、採寸してから縫製を行うため、そもそも、身長を気にする必要がないわけです。

就業規則に明確に記載しよう

就業規則も改定しました。

(人事の基本方針)
会社は、個々人の個性を尊重して、尊厳を認めて、会社で働く全ての従業員に対して、機会均等実現に努める。雇用・給与・手当・昇進・解雇・退職に関する決定は、仕事に対する各従業員の能力のみに基づいて行うものとして、人種・性別・信仰・婚姻歴・子女の有無・宗教や政治思想・年齢・性的指向・性自認などによって、差別しない

(配偶者規定)
配偶者の範囲は、日本の法律で認められる婚姻証明に基づいて定義されてきた配偶者の他、同性同士であっても、パートナーの両者および第三者の証人による署名が記載された会社指定の書類を提出することで配偶者とみなす。

また2017年8月に「LGBTフレンドリー宣言」を行い、虹色どまんなかパレードへも出店しました。
私たちが運営するサービスにおいてもなるべく性別を前提としないものに変更しました。

私たちが運営する通信制高校サポート校においては、従来の男子はパンツ、女子はスカートという制服から女子はパンツ、スカートのどちらでも選択ができるようにしました。
私たちが運営する保育園の園児用トイレの表示を性別も表さないものに変更しました。

もちろん、まだまだ未整備の部分もあります。高齢者向けサービスでは利用者が分かりやすい表記として従来のトイレの表示を残しているところもあります。

私たちはこれからも、性的指向や性自認における多様性を尊重し、誰もが他者を受け入れ、お互いに心地よく働ける職場を創っていきます。